2017 梅雨 夏





2017 春


木洩れ日と流るる瀬音幽玄に力湧き出づ不動明王
 蒼空翁

わが郷(さと)は萌える緑に水澄みて朧に霞む薄暑かな
 蒼空翁

梅雨まぢか草刈る響き目に痛し名残りの蒼天雉も鳴くかな
 蒼空翁

小十郎住まいし館は葉桜で鬨に代わりて応援歌響く
七ヶ宿川面に踊る鯉万匹材木岩とコラボ鮮やか
端午の日握るスティック汗光る目指すは機長夢を託せし
 蒼空翁

五月晴れ苦節3年花咲きぬ手荒な祝いぞ単独飛行
阿武隈に歓喜轟く初単の柴田の君の苦節実りぬ
 蒼空翁

春嵐に腰を伸ばしつ見上ぐれば稜線招く積雲湧きたり
 蒼空翁

駅に立ち望みし蔵王風誘う桜吹雪にウェーブ乗りしか
春の陽に光る霊峰雪融けて命育む田畑起こしぬ
 蒼空翁

阿武隈の空に渦巻く歓喜の輪苦節3年ワタリンが翔ぶ
ワタリンの化粧忘れし三年の苦労実りて単独飛行
 蒼空翁

白銀を纏いし蔵王春の空ウエーブ起こし我を招くや
 蒼空翁

春の日にウエーブ創りて我を待つ蔵王の峰に歓喜渦巻く
蒼の風角田の郷に波起し着ぶくれの身をコックピットに坐す
五時間を超えて波乗り弥生空痛みに耐えし腰を誉めたる
 蒼空翁

悠久の太古に生きたラスコー人バイソンの勇今に伝えし
2万年時を隔てて仙台に美が甦るラスコーの窟
 蒼空翁

弥生空雲底掠り五時間超 酷寒耐えて熱き2冠ぞ
 蒼空翁

2017 初春


初春にリッヂを掠め2時間超 リフトを掴み舵も軽やか
  蒼空翁

初空や角田通いて干支重ね 朋友(とも)と新たな明日に向かふ
  蒼空翁

富士山へ航路を合わせ韮の先気流穏やか南風
  玄空

2016 冬

歳の瀬や慣れぬ箒に一年の想いを込めし輪通し拝む
  蒼空翁

季(とき)違え冬至の空に霧が落つ 蒼天待ちて白鳥翔びぬ
  蒼空翁

木枯しも何するものぞ我は征く白煙立てて宇宙(そら)の彼方へ
  蒼空翁

錦繡に芋煮頬張る先達ら空に遊びて腰も伸びゆく
阿武隈の斜面にかかる秋の虹明日のウェーブ夢見し空人
  蒼空翁

かじかみし手に息吹きて月を観る枯れ野に立ちて今日を想いぬ
  蒼空翁

グライダーパイロットのみに許されし雲と鳳凰雪のアルプス
  玄空

冬空に寒気下りずにリフトさえなくされど嬉しき初ソロ二人
  玄空

三機出し北西の風やや強く風は吹き抜けリフトなくかな
  玄空

2016 秋

憧れし津軽の山を仰ぎつつ角田通いて自家用合格
晩秋の角田の空に歓喜沸く熱き心に涙こぼれし
  蒼空翁

ひこばえにそそぐ秋陽も柔らかく幼子駆ける実りの角田
  蒼空翁

晩秋の北の大地は風強く 蔵王おろしもかくやと思えむ
滝川でノリスとガグルいと楽し 再訪誓う燃えし翁も
  蒼空翁

秋陽浴びフライト無しの滑空場 積雲高く蒼天睨む
たまさかのフライト無しの週末に ビル街流るジャズと涼風
  蒼空翁

七年のフライト記すログブック次の一冊千時間まで
  玄空

2016 夏


立秋に汗みずくなる滑空場 老いを忘れて鳶とガグルす
盂蘭盆に汗滴りしみどり原 孫共々に雲を目指しぬ
旧盆も過ぎての暑さうだる中 爺もガグルす阿武隈の空
  蒼空翁

大暑過ぎ梅雨明け間近の河川敷空の交差路径(みち)果つるまで
  蒼空翁

海の日に空でサーフィングライダー梅雨晴れ謳う高度1,000m
  蒼空翁

梅雨空に火伏を舞し紅きヘリ想い幽かに昔日の華
七夕の空に流るる一筋の雲を先途と想い滾りし
友の遺志継いで翔びゆく梅雨の間に藍の山並み足下遥かに
友逝きし蒼の山並み集う日は梅雨のはれ間に供養の花と
万緑の田村の里に湧く霧は還らぬ友と過ぎし日覆う
  蒼空翁

2016 春

友逝きて無常に流るはぐれ雲目もと滲みぬ三春の空に
緑濃し移ケ岳にうかぶ雲そら耳なるや友の声聞く
蒲公英を踏み潰してや滑空場明日の安全祈りし吾は
頬撫でし春の息吹がとおりきて霞む蔵王に菜の花問わむ
朧ろげな角田の空をガグルするウエーブ夢見し乱気流制す
  蒼空翁

ディスカスとキロツー遊ぶ弥生空遥けく遠し1000kmの道
阿武隈のリッヂを翔けるB4と卯月の空を競いし吾は
  蒼空翁

2016 初春


蔵王背にモールに曳かる304いつか挑みぬ大崎の空
春うらら阿武隈岸に萌える香を湧き立つ雲と競いし梅花
窓越しに流るる白雲吾を呼ぶ空にこだます友の声援
冬深き阿武隈岸の雪烏帽子友の見廻り感謝の一語
大寒を前にし郷はごうごうと吠えるが如く嵐雪ぞ吹く
含み紙で御神火巡る若人に感謝と希望明日を託せし
初春に新たなタスク望みおり征きし蒼穹老いを忘れぞ
  蒼空翁

西風や初日に向かい初飛行淡雲風雅鍛練励む
三が日酒を捉るには韵友と空を翔ぶには逸友と結ぶ
  玄空

2015 冬


雪待ちぬ烏帽子の里を見下ろしつウェーブ乗りて吾も祈りぬ
年の暮れ光る流れは阿武隈の永久(とわ)に呑み込む悩みも幸も
  蒼空翁

冬の空自然を敬し逆らわず蒼天待ちし単独飛行
  玄空

2015 秋


古希の秋雲間に落つる一筋の陽射しを追いし天駆ける時
刈りし田の上空渡る涼風に踊る如くにファルケ飛び征く
秋陽浴び積雲縫いしグライダーはらこ飯呼ぶ亘理の海よ
鳥の海往時の惨や今も有り槌音高く秋風に乗せ
秋晴れに週日も席もシルバーで天駆けりおる古希たる吾は
空高く列なる雲を仰ぎつつ次は吾ぞと友ら制せり
秋日差す阿武隈岸に咲き誇る紅き群落雲と競いし
  蒼空翁

朝離陸去りゆく寒気追いかけてリフト束の間紅葉の山
滑走路緑に映える滑空機蜻蛉路肩で羽を休める
日射より曇りの寒気が強くする深まる秋の上昇気流
空高く山のサーマル期待に近きタスクに挑むフライトの秋
  玄空

2015 梅雨 夏


猛暑日に草と爺との攻めぎ合い軋むトラクター秋風待ちて
炎天に草の勢い凄まじく陽炎幽かに過ぎし月日を
  蒼空翁

梅雨晴れや轟音響く阿武隈に県民守らむ赤きヘリ征く
まほろばに飛来しヘリは消防の命がけにし技を磨きぬ
  蒼空翁

梅雨の間に雉鳴く里の草を刈る軋むトラクター労わり歩む
  蒼空翁



2015 早春 春


白翼と波雲渡る黒き腕 見据える先は空と大地の境界
  ふらっと

春疾風ウェーブフライト愉しみて真白き雲に来季腕撫す
  蒼空翁

緑濃したまの休日まつり追う雀踊りに雲を仰ぎぬ
小雀の踊りに湧きし沿道の観客皆が一茶なりしか
  蒼空翁

残雪の蔵王を足下にウエーブイン記録創りて後進励みぬ
  蒼空翁

烈き風乗りてまほろば天駆けし腰を庇いつ捲土重来
  蒼空翁

風光り菜の花揺れるまほろばを翔びし遥かに七ツ森征く
  蒼空翁

積雲を伝い翔びゆく安積人幾年月の想いかないし
  蒼空翁

黄砂ふりおぼろに煙る蔵王山ウェーブ乗りしも遥けく遠し
  蒼空翁

早春の阿武隈岸に歓喜湧く苦節実りて自家用合格
  蒼空翁

積雲と角田の春に鷹2羽が寒の戻りに軌跡伸び征く
  蒼空翁

一仕事何とか片付け安堵する空が恋いしき年度末
  玄空

韮崎もXCシーズンに土日仕事し天気も見ずに
  玄空

変化する天気サイクル見極める金峰山が呼んでいる
  玄空

数値予報一万フィート予想する明日の山梨滑翔日和
  玄空

病室の窓に拡がる萌黄色看護離れし空と戯むる
  蒼空翁

2015 初春

冬陽照る角田の空をウエーブイン秋保の里も雲の間に間に
  蒼空翁


雲の峰聳えし時もつかの間に足下に流るるウエーブフライト
  蒼空翁

初春に空人達がウエーブイン想いし里は指呼の間近に
  蒼空翁

年明けてウエーブ乗りし空人ら熱き想いに蔵王も微笑む
  蒼空翁

古希迎え熱き想いの醒めぬ間に息吹き新たに奮い翔び征く
  蒼空翁

モーターの力を借りてウェーブ捉え再度ピュアでうまく掴めず
  玄空

夕月の姿を背にし曲技飛行手持ちカメラはうまく捉えず
  玄空

2014 冬


小雪舞う滑空場に鳶七人飛びを納めて安堵の家路
 玄空

師走空翔び納めして悔い残し新年新たに遠き道征く
 蒼空翁

小春日の阿武隈岸に聳え立つ師走の空の蔵王の白峰

  蒼空翁

冬型の寒さに負けずソアリング自然の波をいつも待ちつつ

  玄空

ラダー多過すぐ気づいたか不意自転ミニマムロスが命を助く
  玄空

西風を翼に受けてウエーブイン藍色澄みし師走の空
  蒼空翁

吹きすさぶ阿武隈岸の木枯しにウエーブ夢見し翼磨きぬ
  蒼空翁

霜月の刈田に昇る一筋の煙り目指しつリフト求めて
  蒼空翁

空人がアンカー打ちたる河川敷飛翔夢見て霧に舫いぬ
  蒼空翁

揖斐川の里に集いし滑空人未来を描くさざれ石
  玄空

2014 秋



阿武隈の岸に飛来し消防ヘリ命守らむ術を磨きぬ
  蒼空翁

晩秋の角田を染めし紅葉花不忘おろしに黄赤散るらん
  蒼空翁

霜降を待ちて翔びゆく空人は積雲縫いて機影幽かに
  蒼空翁

夕霧に浮かぶリッジを見下ろしつ今日も翔びたる阿武隈の空
  蒼空翁

霜降を待ちて翔びゆく空人は積雲縫いて機影幽かに
  蒼空翁

夕霧に浮かぶリッジを見下ろしつ今日も翔びたる阿武隈の空
  蒼空翁

秋日差す阿武隈岸の昼下り芋煮囲みて笑顔弾ける
  蒼空翁

寒露落つ角田の空に鳶が舞う積雲睨みつ芋煮頬張る
 
蒼空翁   

寒露落つ角田の空に鳶が舞う積雲睨みつ芋煮頬張る
  蒼空翁

秋走り雁行く空を吾翔びて大和の里ぞ想い遥けく
  蒼空翁

風癒やし彼岸花咲く滑空場今日はリッジか明日は雲底
  蒼空翁

秋分に仙台平野を飛翔せし想いかないて銀章飾る
  蒼空翁

秋陽浴び角田の雲と戯れし平田の君は雄飛せしかも
  蒼空翁

2014 夏

処暑過ぎて雷雲迫りし阿武隈に歓喜湧き立ち津軽人翔ぶ
  蒼空翁

行く夏に入道雲が迫り来る雷鳴微かに阿武隈の空
  蒼空翁

夏雲に空人たちが舞い翔びぬ風光りたる阿武隈岸に
  蒼空翁

野分去り清々しきや阿武隈の空に綿雲鷺とたわむる
  蒼空翁

2014 春

阿武隈の萌黄の空を翔び駆けて巣立ち迎えし鷹と成りしか
  蒼空翁

刈田岳白き衣を身にまとい卯月の空に凛とし聳ゆ
  蒼空翁

ひらひらと桜こぼれしまほろばに我の想いは鳶と戯むる
  蒼空翁

弥生空烈風ついてウェーブイン不忘の峰ぞ遥か足下に
  蒼空翁

2014 初春

阿武隈の蒼穹(そら)に聳ゆる峰々も若鷲舞いに歓び謳う
  蒼空翁

蒼き空綿雲流る阿武隈の斜面を躍る鳶の如くに
  蒼空翁

新年をファルケと共に天駆ける熱き血潮に老いもふっ翔ぶ
  蒼空翁

初春に蔵王の峰を見下ろしつたぎる想いに明日を誓いぬ
  蒼空翁

〒984-0831 仙台市若林区沖野7丁目21番23号
            TEL:022-294-1850  FAX:022-294-1851
ウェブからのお問い合わせはこちらからお願いします。

グライダーパイロット免許を取りましょう!

詳しくは入会案内をご覧ください